9.8 履行証明書

私の仕事の6割は、農地法関連の仕事です。
その中でもメインは、農地転用という仕事です。

農地転用は、読んで字の通り農地を農地以外の目的のために使用するため国又は都道府県知事の許可を頂いて事業をすることです。
許可があったことを証明するため許可書という書類が頂けます。

この書類で、建築確認や、地目変更登記、他の法律で農地を使用する場合(例えば採石業の許可を取得する際その土地が農地であった等)その前提でこの許可書の添付が必要となります。

前置きが長くなりましたが、今日のタイトル「履行証明書」がどう絡むかと言いますと、この許可書が、何かの原因で紛失、消失した場合再発行はしません。

しかしまだ地目変更登記が終わっていなかった。
さてどうしようと言うときのために、それに代わるものとして、この履行証明書がありあます。

この書類は、地元農業委員会に、案内図、登記事項証明書、現況写真、公図、工事完了報告書、(写真撮影方向説明図、これは義務ではありません。しかし、現況写真をどの位置から撮影したものか担当者に説明するためのサブ書類です。)をセットで出すことによって証明を受けることができます。

今日のお仕事の大半はこれに費やしました。

  9.9 内視鏡(胃カメラ)検査

村の集団検診で胃に白い陰があるとのことで、二次検診の通知が来ました。
早速、南東北病院に、内視鏡(胃カメラ)の検査を申込ました。

今日が、その日だったので、前日から飲食物は控えて検査に望みました。
まず、麻酔のゼリーを口に5分ほど含みます。

これが苦いというか、まずいというか何とも言えない味です。
それから吐き出して、さらに麻酔のスプレー、胃の動きを抑える筋肉注射立て続けにして、間髪入れずに検査室へ、先生と看護師に軽く挨拶を交わして、マウスピースを噛まされ、いよいよ胃カメラの挿入です。

私、初めての経験なのでちょっと、恐かったんです。
前日経験のある妻に聞いたら、「全然痛くないのよ。大丈夫よ。」とのこと。

その言葉が、繰り返しながら、先生の指示通り「ゆっくり呼吸して、ハイ止めて、ゴクッと飲み込んで、ゲップがまんしてくださいね。」
なすがままに、管は胃の中を駆け巡ります。

その何とも言えない違和感と闘いながら7?8分たった頃、先生の「ハイ終わりです。きれいな胃してますよ。ご安心ください。」
身体から力が抜けて、ホットしました。トータル15分ぐらいで終了しました。

その後、口の麻酔が1時間ほどとれなくて、喉に何か突っかかっているような、つばを飲み込もうとしても、飲み込めない時間を過ごしました。
「この状態毎日続いたらしんどいだろうなぁ?。」普通に何かを飲みこむを抵抗なくやれるって、実はすごいことなんだって、妙に感心してしまいました。

  9.10 続続・採石業認可申請

このブログで、過去に2回ほど採石業関連記事を紹介しています。
今日は、申請の最終段階である現地確認の立ち会いが行われました。

採石業認可申請は、多くの図面(現況図、計画平面図、縦横断図、排水計画図等その他10種類程度)を添付します。
この図面は事前測量によって作成されたものです。

ですからこの測量の数字がでたらめだと、申請そのものが、根拠のない申請となります。
そこで、担当者は、書類審査が終了すると、実際の現地に出向き、その測量点が正しく測定されたものであるかどうか、測量機を使用してその検査を行います。

また、もう一つの目的は、防災対策(水の流れ、土砂の流失対策、安全対策)の予定の確認です。これが現地確認というものです。
その検査の結果、「測量点に狂いなし、計画上の防災対策の説明に問題がない。」との言葉を頂きました。

測量に関してだけ言うと、今の測量技術は、昔(50年前は、巻き尺、40年前は平板測量、20年前からレーザー、時代と共にだんだんと精度が高くなってきました。)と違って人工衛星を使って空から測量するので、ものすごく精度が高いのです。

だから検査受ける前から何の心配もしてませんでした。
私は測量の技術がないので、すべて外注します。

この測量士達とベストフレンズにならないと測量がらみの仕事はできません。
仕事を振ったら後は信頼してお任せする。逆にこのベストフレンズから、お仕事を頂くこともあり、お互いギブアンドテイクなのです。

今日も又、お互いのベストフレンズな関係を現地で讃え合いました。

  9.11 公共工事の入札こぼれ話

先日、私の建設業の客さんが、来まして、「今度市町村の公共工事の入札あるから何とかとれればいいなあ?、今は宝くじと同じ、注)高くてもとれない、安くてもとれない。誰に落ちるか見当もつかない。とにかく自分の見積もりをしっかりして、設定価格の範囲に収まるようやってみるよ。とれたときは事務処理頼むよ。」

「もちろんデスとも。」

数日後、お客様からの電話、「参加する前にアウトだよ。」

「何ですかそれ?」

「実は参加条件に600点以上(参加者を公平に扱うため、決算内容、営業年数、国家資格者、社会保険の加入状況、その他審査項目が点数化されて合計点で工事の参加を制限する仕組み)の者って書いてあるんだよ。内は540点だから、この時点でアウトな訳。」

「そうですか残念ですね。」

「でもチョットおかしいんだよ。俺の知ってる個人の工務店さんは、630点あるって言うんだよ。だから今回はセーフ。しかし、うちよりも、売り上げないし、技術者もいないし、なんでだろうねぇ?」

「ほんとですかぁ??そんなに高いんですか?個人でぇ?・・・チョット調べてみます。」

調べた結果次の大きな違いがわかりました。
私の客さんは、法人ですが、社会保険関係の加入がないこと。(法人は社会保険強制加入なので、加入していないとマイナス評価になる。)
知り合いの個人の工務店は、個人で社会保険関係は、適用除外であること。(個人は加入の必要がないこと。)

このことによって、総合点で、60点以上の開きがでたこと。
と言う訳なんですよ。そうか?今さら入札のために個人に戻るわけ行かないからしょうがないなぁ?」と言うことで納得しただきました。

注)最近の傾向としては、談合を防ぐために、一堂に会した開札日は設けない。
その代わり入札書を審査前日までに郵送か持参する。

また落札価格は、市町村の設計単価が基準にあって、それより以下でかつ、最低価格(設計単価の70%前後これは毎回違うので、予想するしかない)以上の範囲で、入札参加者の最も低い業者に落札される。

最低価格は、自由競争なので設けなくても良いという考え方もあるが、あまりに低いと手抜き工事や、安全対策、建設業者の育成で問題が生じると言う理由で、最低価格を設ける市町村が増えてきた。

  9.12 愛犬ゴン奇跡の回復

私の愛犬は、ゴンといいます。
3週間前に、前立腺がんの疑いを受け2週間ほどかかりつけの動物病院で治療をしておりまいた。

その間ドンドン症状は悪化し、衰弱していき、いよいよかかりつけの獣医から、最後通告を受けました。
「私のところでは、もうこれ以上の治療はできません。後は楽に死を迎えるための治療に切り替えます。」

その2週間にかかったお金は20万円弱、ショックでした。
「もう何日も一緒にいることができないのかぁ?」。

ドラマで言うと数々の思い出が走馬燈のように・・・家族とお墓はどうするまで話をしました。
「チョット待てよ。そんな簡単にあきらめて良いのか?もう一人ぐらい見てもらってそれでもだめだったら、あきらめよう。」

そこからは早かったです。
ネットで郡山市の動物病院名医で検索したところ、「きくざきペットクリニック」が口コミランキングで1位でした。

もうここしかない。最後通告受けたのは午前中、電話予約で理由を話し、通院したのがその日の午後、おそるおそる診察を受けたところ、
何と「助かりますよ。多少膀胱の機能は落ちますけどね。前立腺がんではないと思います。」
「念のため血液検査はしますが。死ぬことはないでしょう。」

「ぇぇえええええ・・・・」ですよね。頭の中は「最後通告、お墓、死なない。」ぐるぐる2?3回
「ほん、ほんと・本当ですかぁ?。」

「はい、大丈夫です。」今日の治療と、今後の治療の説明を受け、3日置きぐらいに通院してますが、本当に治ってしまいました。
いい話なのにお金の話で申し訳ありませんが治療費もトータル2万円ぐらいです。

「何じゃこりゃ?って(松田優作)」いいたくなりました。
「やっぱり先生によってこんなに違うんですねぇ?。」

こんな名医に出会えて感謝です。

  9.14 車庫証明

この仕事は、皆さん、ほとんどご存じだと思いますが、自動車を登録する際、車庫証明(保管場所を証明する書類)がないと登録できません。
この証明が必要なのは、町以上です。村は必要ありませんと言うことは、大玉村は必要ないんですね。

話戻しますと、先週の金曜日、県外の車販売店さんから、本宮市の依頼がありました。
私のところから車で10分程度です。関係書類は宅配便で土曜日につきましたので、日曜日に保管場所の確認にいきました。

日曜日は、一連の書類(申請書、駐車場の使用権限証書、位置図、保管場所の駐車説明図)を作成して、今日(月曜日)提出したという流れです。

もうチョット詳しく説明すると、駐車スペースのレイアウトの駐車説明図出すので、現場確認が必要になります。
そのうえ、駐車場が自分の土地か、他人(家族を含む)土地なのかで、使用権限証書は、自認書、承諾書のいずれかに別れます。

申請書には
?車検証の社名、型式、車台番号、サイズ?保管場所の所在地と、使用者の住所?管轄警察署名?申請者の郵便番号・住所・氏名・電話番号・印鑑?申請自由(新規、増車、代替等)?保管の種別(自己所有地、共有地等)?申請区分(個人、自動車販売、その他等)軽自動車の所有の有無?連絡先(提出したし人の連絡先)を記入します。

細かく書きましたが、記入する内容はそれほど面倒ではありません。
しかしこれが、私の仕事の中で、一番緊張する仕事なのです。

なんでかと言うと、間違うと、申請者の印鑑で間違ったところに、その印鑑で訂正しなければならないのです。
極端に言うと何処間違うかわからないので、はじめから訂正印もらっておく訳にいかないのです。

だから、間違うと、申請者のところに訂正印をもらいに行くしかないので、記入するときは、間違わないようにぴりぴりしながら書きます。(他の官庁は捨印といって、予め書類の余白に印を押しておきそのところに何字抹消、何字挿入と書くことができるから、間違っても気が楽なのです。)

これが県外のお客だと訂正印もらうなんて気絶しそうになります。
だって、自分のお客さんじゃないから車屋さんに迷惑かけてしまうことになるでしょう。

また、期日がないところで依頼されますから、返送して印鑑もらってなんて余裕ないのです。
それでいて書類は単純だから報酬は安い。
愚痴っぽくなっちゃいましたが、これも私の貴重な収入源なので、ばんばんお受けしています。

  9.16 建設業決算変更届

私は、建設業のお客さんとのおつき合いが非常に多いのですが、その業務依頼の中心は建設業許可関係のお仕事になります。
建設業のお客さんは、7?8割がこの建設業の許可を受け営業しています。

この許可とは一体なんぞやということですが、今回は簡単に、一工事当たりの請負金額が建築一式(住宅)工事は1,500万円以上、その他の工事(例えば土木工事)は500万円以上の工事をする場合は、この許可が必要だということです。

この許可は永久ではなく、運転免許と同じように、5年ごとに更新があります。
これが法律で決めれていると思ってください。

それで、今日(15日)のタイトル建設業決算変更届の話なんですが、国や県の見方は建設業者と言うのは、社会全体の仕事の中で、建物、道路等人間の生活基盤の上で重要なハード部門をにない、また多額のお金と人員が携わる業態であることに鑑みて、その工事実績、携わる技術者、経営内容、納税状況は、取引業者はもとより、一般国民にも透明性がなければならい考えているようです。(多分そうであろうと私は考えてます。)

毎年、許可を与えた建設業者に、この一連の書類の提出を求めて、誰でも閲覧できるようにしたものです。
前置きすっごく長くなりましたが、この仕事を1日がかりでやったわけです。

特に、時間を要したのは工事実績の書く抜きです。お客さんにもよりますが、年間工事高の7割を記入する定めになっていますから、多いときだと60?70件近く書くこともあります。(今パソコンなので、キーボードたたくが正確な表現です。)

これを契約書、発注書、請求書等から拾い出し、できるだけ高額の工事から記入してその手間を省こうとするんですが、業態によっては手が痛くなるほど書かなきゃならないんですね。朝からはじまって、適当に休憩しながら、やっと夕方に終了しました。

結局このブログも昨日は疲れてしまい。中途半端になって16日に完成したのです。
こんな仕事もあります。

これからも建設業関連のお仕事の話は、その都度ご紹介していきたいと思っています。

  9.18 頭痛の効用

昨日は、車庫証明が3件とお客さまとの打ち合わせ2件、愛犬の薬もらいと、何かと車に乗る時間が多くて、走行距離は、200?ほどに達しました。

こういうときって決まって頭が痛くなります。
原因は肩こりからと、運転による目の疲れです。

すでにお昼ごはん食べたときには、150?ほど走っており、頭痛の前兆の首に張りを感じてました。
いつもの現象なので、ここで少し休憩とるとやり過ごすことができるんですが、午後どうしても出さなければならない車庫証明1件と、お客様の打ち合わせ1件、犬の薬をもらって帰宅したときは午後5時でした。

道中車の中で、首から痛みが頭に昇ってくるのを感じつつ、「来ちゃったな?。」
こう言うときは、もうバファリン飲んで寝るしかない。

いつもそうです。「夕飯のときおこして?」と母親に告げて2時間ほどうつらうつら、寝返り打つ度、頭に響きます。
「ごはんだよ?」母親の声、とりあえず起きて夕食をさっと食べ、また、布団へ、また、1時間ほどうつらうつら、

今度は妻が帰宅、妻が枕越しに「また頭いたの?」「うん。」会話はそれだけ。
毎度のことなのでそれでおしまい。そのうちに寝てしまい起きたときは午前5時10分でした。いつもより1時間も早く起きました。

頭は、首は、痛くない治っていました。又、これもおきまりのパターンです。
睡眠時間はたっぷりですし、久しぶりにしゃっきり起きることができ、気持ちの良い朝を迎えることができました。

早起きした分、読みかけの本を一気に読んでしまいました。
こんなとき思うことがあります。「頭痛いのも、たまにはありだな。」

だって、仕事忘れてぐっすり眠れて、読みたい本もじっくり読めた。
「マイブーム・プチ幸福感。」

「おまえ、一度お医者さんに見てもらったら?」との声が聞こえてきそうな感ですね。

  9.20 ゴルフの現実

私の趣味の一つにゴルフがあります。
今日は知り合いのホールインワンコンペに参加しました。

ホールインワン自体、33,000回に1回の確立でしか起きない現象です。
それなのに、この方の弟さんも、昨年達成しました。この兄弟達成の確立は単純に、33,000×33,000です。

しかも、同じゴルフ場の同じホールで起きた出来事なので、全国のゴルフ場の数(2,320)×パー3の数(4)をかけて出る数字が、
10,105,920,000,000分の1になります。

これが、確率の計算として成り立っているかどうかは、わかりません。
身近に起きた現象で、こんな途方もないことをした兄弟が身近にいるんだな?と家に帰って来て、無性に感心してしまいました。

こんなことを考えたの私だけのようで、コンペの打ち上げでは、兄弟達成は、さほど話題になってませんでした。
話題の中心はもっぱら、自分がもらうかもしれない優勝の景品で、この確立は40名の出席でしたので、40分の1の方でした。

これが現実です。

  9.22 レジーナの森で「しあわせ満喫」

連休に入る前に、「妻へ何処に行きたい?」と聞いたら、「羽鳥湖のレジーナ森でも行って温泉に入りましょう。」となり、早速出かけました。
なんせ、高速1,000円ですから、まずはその恩恵に授かり、本宮インターから矢吹インターまで、通常は1,100円のところ、550円でした。

車の数は、通常の10倍近く、利用しているものと感じました。
確かに1,000円効果のせいなのでしょうけれども、本当に日本は不況なのか?一体何が不況なんだろうか?なにが悪いのかね?何処に基準があるんだろうね?。

テレビの中では、株価だの、為替だの、円高だの、ドル安だの、マスコミが毎日騒いでるけど、な?か関係ないんじゃないの。
「裕福と呼べるだけのお金持ってないけど、お互い○朝鮮や、アフリカに生まれなくて、良かったね。」なんて話しながら運転してましたら、到着しました。

すでに、お昼になってましたので、ランチバイキングで頼んで、パン、ごはん、うどん、カレー、スパゲッテイ、唐揚げ、ウインナー、サラダ、果物、コーヒー、ジュース、ケーキ、まあ?よく食べました。

お値段は2名で3,800円ぐらいだったと思います。大満足の食事でした。
そしてお目当てのお風呂、源泉掛け流し、薬湯、露天、サウナ、香り湯、釜風呂、すべて制覇し、1時間、マッサージ機に10分、お値段は締めて1,300円、ちょっとお高いようですが、休憩室付きなので1日楽しめると思えば安いもんです。

午後3時には、帰路につきました。敬老の日だったので、じいちゃんと、ばあちゃんに寿司買って帰りました。
何と贅沢な1日となりました。もう?幸せいっぱいで床につきました。

  9.24 忘れてた贈り物

:今日の午前中、お客様ら1本の電話、「あの?去年やってもらった、建設業決算変更届の代金、支払ったっけ?」
武田:「・・・・・・」

:「実はね、私のところ今月決算なんだけど、税理士さんが、「武田さんのところの代金支払ってないみたいですよ。」って言うんだよ。
振り込んであるか確認してくれない?」

武田:「そうですか?私、請求書と振り込みの通帳、確認しないで確定申告しちゃいました。それで去年はうちの弟に頼んで決算しましたから(いつもは自分でやってました。)、余計に社長のところは気づかないかものしれません。」と言うことで、通帳の方を確認しましたら、ほんとに振り込まれてなかったのです。

お客様には、振り込まれてない旨伝えると、早急に振り込むとのこと。
なんだか妙に得してしまった気分になりました。

時期はずれに忘れてた贈り物が届いたときは、こんな気持ちになるのだろうか?
な?てね。バカですよねぇ?もともと貰えるお金でこんなにうれしいなんて。(だってうれしいものは、うれしいんですよねぇ?。)

  9.26 死亡保険金の受取人

今日の午後、見知らぬ方が、訪ねてきてチョット聞きたいことがあるとのこと。
内容は、

:母が契約している生命保険の死亡保険金は、録音テープで母がその分配の仕方を指定すればそれに従うことになるか?(子供どうしが不仲なので、聞きに来た)とのご質問でした。

お答えとしては

:保険の仕組みとして、保険は契約であること。
よって契約内容で死亡保険金の指定受取人が、その全額を受け取ることになること。

:このことを前提に、質問の母が分配の指定をしても契約内容と相違すれば、あくまでも契約が優先すること。
結論として、「契約書を確認すればすぐにわかります」。と答えました。

参考として

?少し細かくなるますが、単に「相続人」と指定されている場合

この場合も、相続としてではなく、保険契約に基づき相続人各自が保険金請求権を取得し
ます。相続人のなかに相続放棄をした者がいたとしても、その者の保険金請求権には影響ありません。
相続人が保険金を受け取るべき割合は、相続人が平等の割合で取得するという考え方と、
法定相続分によるという考え方があるようです。
ただし、保険会社の契約約款で定められている場合はそれに従うことになります。

?次に保険契約者が被保険者と保険金受取人の資格を兼ねている場合
この場合は、被相続人の死亡により、相続人が受取人としての地位を相続により承継し、相続財産としての生命保険金請求権を取得するという考え方と、この場合も相続人の固有財産となる考え方に分かれています。

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