まず、迷惑電話です。非通知による無言電話が最も多く、一日に50?100回くらいという事例もあります。次に郵便による嫌がらせです。
【文例 1】
本公証人は、○○機械設計を営む○○(東京都大田区○○丁目○番○号、昭和○年○月○日生。以下「嘱託人」という。)の嘱託に基づき、同人が本公証人役場に持ち込んだ機器を見分した結果について、次のとおり本証書を作成する。
第1条 嘱託の趣旨
嘱託人は、○○等の通気度を測定する試験機(以下「本試験機」という)を製作した。従来の同機種では、?試験片の○○における横漏れの問題と?測定(計測)時間がかかりすぎる問題があった。
そこで、嘱託人は、?の横漏れ対策として、試験片の締め付け部の外周に○○方法を採って、測定部の横漏れをなくした。その結果、通気度を正しく計測することができるようになり、また、この方法によると、試験片を強く締め付ける必要性がないことから、a装置の強度問題が解消され、b試験片も痛まず、c再測定も可能となって、信頼性が向上し、d素材条件によっては○○が不要となる(メンテナンスが容易となる。)利点がでる。なお、測定の試験圧を○○法と同一のものとしたが、用途によっては他規格にも合わせることができる。また、上記?の計測時間の短縮の問題も、a新たに圧力の制御方法を開発し、その開発された○○を本試験機に取り付け、さらに、b試験片の圧力による膨らみを押さえる○○を取り付け、c測定部内側の空間部を迅速に充填する○○を設けたことにより、○○秒以内で計測することが可能となった。嘱託人は、本試験機の特許申請を準備中であるが、本日、本試験機をデモンストレーションとして東京都大田区萩中○丁目○番○号○○株式会社(代表取締役○○)に持ち込み○○日までの予定で貸し出すことにしたが、長期間の貸し出しとなることから、同社に持ち込む前に本試験機の構造等についての保全措置を講じておきたい。よって、その保全の事実を見分し、公正証書を作成されたい、というのである。
第2条 見分の結果
本公証人は、平成○○年○月○日午前○時ころから同日午前○時ころまでの間、当公証人役場において、嘱託人から、嘱託人作成の説明書に基づき、嘱託人が持ち込んだ本試験機の指示説明を受けたが、その結果は、次のとおりである。
第3条 嘱託人は、印鑑証明書により人違いでないことを証明させた。
以上の事項を嘱託人に閲覧させたところ、その正確なことを承認して次に署名捺印した。(写真及び図面等は省略)
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